2010年3月20日土曜日

「ボクと君の物語」

文字にならない言葉がある
音符に出来ない歌がある
写真に写らない景色がある
誰にも語られない人たちがいる


君はそういつも
叫び続けていた

独りっきりで
あの場所で
なぜ命を削るように

血が流れても

それでも君は
前に進もうと
歩みを止めなかった

誰も知らない

いつかの君とあの街の物語


嘘は見抜き
真実を見据える
その時はとても強い君

でもボクの話を聞いて
涙を浮かべた優しい人

他に生き方がわからないと
そうボクの手を握ったまま
静かに眠りにおちていく君は

世界で一番弱い人

大好きだった
君のことが

少し休んでもいいよ

君がそうしたいのなら
ボクが見ててあげる

一息ついて
涙が乾くまで
抱き合って

大好きだったから
怖かった

あの日のボクと君の物語


だれにも愛されず

全てを愛そうとした君
その時はとても強い君


でもボクの話を聞いて
涙を浮かべた優しい人

他にはなにもない

そうボクの手を握ったまま
静かに眠りにおちていく君は

世界で一番弱い人

大好きだった
君のことが


少し休んでもいいよ
君がそうしたいのなら


ボクが見ててあげる

一息ついて
涙が乾くまで
抱き合って

ボクかそばにいてあげる

ボクが君を
つれていってあげる


幸せな終わりを
信じていいよ


これからの

ボクと君の物語

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